教育、学習について

心理学を教育に活用する~やる気を左右する~

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お子さまのやる気を引き出したいと思っていませんか?

 

そんなあなたのために、心理学を使った子どもとの接し方や声かけをテーマとしたコンテンツを作成しました。

今回は、人のやる気を左右する「アンダーマイニング効果」「エンハンシング効果」について書いていきます。

この「アンダーマイニング効果」と「エンハンシング効果」について理解する時のキーワードとなるのが「外発的な刺激」です。

アンダーマイニング効果

アンダーマイニング効果とは、「内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、やる気が低減する現象」のことです。

内発的動機・外発的動機についてはこちらを参照してください。→心理学を教育に活用する~動機づけの理論~

 

もう少し分かりやすくすると、

子ども自身が好きでやっていること(絵を描く、ゲームをする、図鑑を読むなど)に対して、金銭的な報酬(お金をあげる、好きなものを買ってあげる、お菓子をあげるなど)を行うことにより、本来自律的に進んでやっていた行動が、報酬を貰うことが目的へと変わってしまうという効果です。

最悪の場合、報酬をもらえるという期待がなくなると、行動を起こさなくなる可能性もあります。

 

特に学習において、子ども自身が進んで勉強に取り組んでいる場合、親としてはうれしくてご褒美をあげたくなってしまうものですが、そこはこらえて見守ってあげることが一番です。

効果的な対応としては、より子どもが好きになるような対応をしてあげると良いです。

例えば話を聞いてあげることはとても効果的です。

好きなことについての話をする時の人の目は輝いて見えます。

子どもが興味を持った内容を一緒に話し合うことによって、より興味がわいたり、好きな感情が高まっていくでしょう。

 

エンハンシング効果

エンハンシング効果とは、「外発的動機づけを行うことによって、内発的動機を高め、やる気を上げる効果」のことです。

イメージとしては、アンダーマイニング効果の逆と思っていただくと良いでしょう。

アンダーマイニング効果は、子どもが好きで進んでやっていた行動が、報酬を貰うことによって、やる気が低減してしまうという現象でしたが、

エンハンシング効果は、やる気のない子どもに外発的な刺激(褒める、応援する、賞賛するなど)を与えることによって、やる気を高めるのです。

 

エンハンシング効果を期待する時に大切なことは

  • 外発的な刺激を与える人は、子どもに影響を与えられる人物(親、尊敬する人、好意を持っている人など)であること
  • 外発的な刺激を与える時は、心を込めて子どもに伝えること
  • 結果ではなく、過程を褒めること

これを意識することによって、お子さまのやる気を高める効果が上がります。

親御さんの場合は2番目と3番目を意識しましょう。

お子さまが取り組んだ過程を、心を込めてほめる

それだけでお子さまは変わりますから。

 

また、大切なことは、子どもが学習に向かっている意識がどの段階なのかを把握してあげることです。心理学を教育に活用する~動機づけの理論~

他の記事にも目を通していただけると参考になることがきっとあります。

興味がありましたらご覧ください。

 

 

他の「心理学を教育に活用する」記事

~欲求5段階説~

~動機づけの理論~

~ピグマリオン効果~

~学習性無力感~

~原因帰属~

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