教育、学習について

ケアレスミスを減らす方法

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あなたは、お子さまのケアレスミスについて悩んでいませんか?

 

ひょっとすると、読んでいるあなた自身も普段の生活や仕事場での自分のケアレスミスの多さに悩んでいるかもしれません。

ケアレスミスが減れば、当然点数が上がります。

そうすれば、テストの結果は良くなりますし、志望校合格の可能性も高まります。

このコンテンツでは、「ケアレスミスとは何か」から「ケアレスミスを減らすための方法」をご紹介していきます。

 

ケアレスミスとは何か

ケアレスミスとは不注意による誤りのことです。

一般的に問題が不正解した時に、子どもたちが「ミスしたー」というミスはケアレスミスのことを指しています。

よくあるケアレスミスとして、「計算ミス」「問題文の読解ミス」「答えるものを間違えるミス」「書き間違い」などがありますよね。

大切なことですが、もともと解けない問題を間違えた場合、ケアレスミスとはなりません。

正解する力があったにも関わらず、不注意により間違ってしまうことをケアレスミスと言います。

 

人は多くのことに注意を払えない

人は一度に多くの注意を払うことができません。

ハーバード大学で行われた実験、「選択的注意テスト」をやってみると、このことがよく分かります。

ハーバード大学特別実験「選択的注意テスト」

 

1分程度の動画なので、実際にやってみると良いと思います。

やる事は簡単です。

「白いユニフォームのチームが、何回パスするか」を数えるだけです。

 

さて、あなたはゴリラの存在に気づいたでしょうか?

多くの方が、気づかなかったのではないかと思います。

人は、あることに注意を向けていると他のことに対する注意力が低下することがお分かりになると思います。

 

人である以上、ケアレスミスはする

ケアレスミスを無くすことはできません。

どんなに勉強量を増やそうが、年を重ねようが、ケアレスミスが無くなることはありません。

大前提として、「無くす」のではなく「減らす」という心構えが重要です。

 

テストでケアレスミスをすると、テスト結果に直結しますので、保護者としては気になるところだと思います。

ですが、それを責めたところで結果は変わりません。

それよりも、そのケアレスミスを今後いかにして減らしていくかを考えた方が生産的でお子さまのためになります。

ですから、どうしたらケアレスミスが減るのかをお子さまと考えていきましょう。

 

ケアレスミスを減らすために

1.子どもにケアレスミスが多いことを自覚させる

ケアレスミスは不注意による誤りのことでした。

ですから、最終的には注意を向けさせる必要があります。

 

この時に、お子さま自身がケアレスミスに対しての意識を持っていない状態では注意を向けさせることが出来ません。

まずは、1回分のテストでケアレスミスの数を数えてみましょう。

具体的に「〇個のケアレスミスがあって、〇点減っている」と数字を出すことにより、実感が沸きやすくなります。

もちろん、お子さまを責める材料とするのではなく、あくまでケアレスミスに対する意識を持たせるためであることは忘れないようにしましょう。

 

2.ケアレスミスの分析

お子さまにケアレスミスに対する意識づけが出来たとしても、

「ミスに気をつけなきゃ」

と思うだけになりがちです。

 

先ほど述べたように、人は多くのことに注意を払うことが出来ません。

ですから、注意を払うポイントを明確にしておくことが重要となります。

 

そのためには、普段のケアレスミスをチェックし、どのようなケアレスミスをよくしているのかを抽出しておくと良いです。

そのケアレスミスが起こりそうな場面になったら注意を払うということを出来るようにしていけば、ミスは減っていきます。

それが習慣づいてきたら、次のケアレスミス対策に移っていくという流れが良いです。

 

3.対策は子どもと一緒に考える

では、ケアレスミスへの意識づけができ、分析によって多いケアレスミスが分かったらどうしますか?

 

 

その対策を考えますよね。

前提として、1回の対策でミスを減らすことは難しいと思っておいてください。

対策を考えるということは

いろいろな対策を試しながら、最も効果的なものを見つけていく作業であるということです。

 

この対策を考える時は、子どもと保護者、子どもと先生など必ず一緒に考える人が必要になります。

子どもがたくさんの対策を自分で考え、実行することができれば問題ありませんが、いくつも対策を練ることは難しいです。

そこは、保護者だったり、先生だったり、子どもに比べ経験が豊富な人のサポートが必要となります。

ですから、対策は一緒に考えていくようにしましょう。

(あくまでお子さま主導で、サポートをするという立ち位置が理想です。)

 

 

さて、ここまでお話してきて、最終的にはケアレスミスを減らすための対策が必要であり、いろいろ試すことが重要だということがお分かり頂けたでしょうか?

では、実際にどんな対策があるのか

少しばかりご紹介します。

 

ケアレスミスを減らす方法

1.注意が向くことを減らす

人は多くのことに注意を払うことが出来ませんでしたね。

ですから、事前にその注意を払うべきことを減らしておく方法です。

 

まず、環境として

他に注意が行ってしまう状況を無くしましょう。

例えば、テレビがついていたり、人がおしゃべりしている環境では注意がそちらに向きやすいもの。

注意することが増えればケアレスミスも増えると思った方が良いです。

ですから、注意が散漫にならない環境で取り組むようにすると良いです。

(子どもが何を気にしているかはしっかり見ておく必要があります。)

 

そして、心の状態も大切です。

例えば、「今日、先生に怒られて嫌だったな」「お母さん機嫌悪そうだな」「宿題多くて終わるかな」など

何か気になることがある状態では、そちらにも注意が向けられてしまいます。

これを和らげる方法として

気になることを事前に紙に書いておく

ということは効果的です。

心の中の気になることが無くなることはありませんが、一度アウトプットすることで気持ちが楽になり、気にかける度合いが小さくなる効果があります。

 

2.もう一度解く

ケアレスミスを防ぐ方法の一つとして、一番有名?なのが「見直し」ですね。

見直しをしてケアレスミスが減れば良いのですが、見直し時にケアレスミスに気づかない子も多くいます。

見直す力が低いのですね。

 

その時に、有効なのが見直すのではなく、「もう一度解く」という方法です。

算数で複数の解き方がある問題の場合は、最初に解いた方法と別の方法で解くとより効果があります。

同じ答えを導き出すことが出来れば、「この問題はおそらく大丈夫」という自信にもつながります。

また、違った答えになった場合は、どこがおかしい(どっちがおかしい)のか比較する材料ともなります。

 

3.確認の動作を入れる

ケアレスミスは、不注意による誤りでしたね。

この不注意を引き起こす一番の原因は「確認」という作業を行っていない、もしくは「確認」という作業が甘いということです。

 

「あの時、確認しておけば・・・」

あなたは、何か失敗し、こんな思いをしたことがありませんか?

 

ここで、見直しと確認の違いについて書いておきます。

見直し:もう一度改めて見ること。また、その結果気づいた欠点を是正すること。

確認:はっきり認めること。また、そうであることをはっきりたしかめること。

 

見直しは、解き終わった後、改めて間違いがないかチェックすることです。

確認は、その場で正しいか確かめることです。

例えば、割り算の計算ミスが多いと分析した場合

割り算の計算をしたら、すぐその場でその計算結果が正しいかを確かめるというのが確認です。

ケアレスミスが不注意による誤りである以上、その場で注意を向けて確かめることは有効です。

上手に確認出来るようお子さまを導いてあげると良いでしょう。

 

まとめ

ケアレスミスに悩む保護者の方は大勢いらっしゃいます。

もしかすると、一番悩んでいるのはお子さま自身かもしれません。

 

ケアレスミスを減らす時に注意したいことは

子どもを責めないこと

です。

お子さまは、ケアレスミスをしようとしてしているわけではありません。

それを理解し、どうすれば減らせるのかをお子さまと一緒に考えていくことが大切なのです。

このコンテンツがお子さまのケアレスミスについてもう一度考えるきっかけとなれば幸いです。

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