合格への道第5弾。
東海中学校について綴っていきます。
「東海中学校に合格したい」と思ってる人は、是非この記事を参考にして今後の学習の指針にしてくださいね。
それにしても東海中学校の算数の問題は難しいですよね。
そして、2017年度入試から募集定員が400名から360名と1割減となり、ますます難関校となっています。
東海中学校などの難関校合格のためには、早い段階からの学習の姿勢が大切です。
それを踏まえて、東海中学校に合格するためのポイントをまとめます。
ポイントは3点
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本質をおさえた学習を意識する
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東海中学校の試験を知る
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空欄をできる限り減らす
です。
順番に話していきます。
1.本質をおさえた学習を意識する
特に理系科目である算数、理科では大事です。
特に、東海中学校の算数の入試問題では初見の問題ばかりだと思っておいてください。
ですから、授業や宿題、テストで見たことある問題がそのまま入試で出題されるということはほとんどありません。
普段の学習において、「問題の解き方に固執している子」は要注意。
断言しますが、その問題は出題されません。
1問1問を解けるようにすることが大切なのではなく、
「なぜ、その解き方なのか」「何に着目して解いていくのか」「そもそも〇〇はどういうものなのか」などの本質をおさえた学習をしていかなければ、初見の問題は解けるようになりません。
よく、応用力という言葉を耳にしますが、応用力とはこのような本質をおさえた学習を行うことで身についていきます。
あなたのお子さまは、この本質をおさえた学習ができていますか?
出来ていない場合、合格は難しいでしょう。
もし仮に、合格できたとしても、中学校生活の勉学で必ず苦労します。
応用力をつけるためにはどうしたらいいのか?と悩んでいる方は大勢います。
そして、アドバイスを受け、実行しても中々結果に結びつかないという方もたくさんいます。
そもそも残念なことに、応用力はすぐには身に付きません。
お子さまの学習に対する意識を変える必要がありますし、お子さまを担当する担当者が、適切な指導を根気強く行う必要があるからです。
保護者の方がすぐに出来ることとしては
お子さまの学習の様子を把握することです。
1つの問題に固執していないか?
答えばかりを気にしていないか?
など、お子さまの様子を把握することから始めていきましょう。
2.東海中学校の試験を知る
あなたは、各教科の試験時間と得点を知っていますか?
国語:60分 100点満点
算数:60分 100点満点
社会:50分 100点満点
理科:50分 100点満点
ですね。
注目すべきは、すべて100点満点であるということです。
このため、4教科まんべんなくできる子が優位となる入試ですね。
参考で、学校が各教科の出題方針を発表していますので、リンクを貼っておきます。
抽象的なことが多いので、対策が難しいのですが、私なりにまとめると
国語:記述式の問題が多く出題されるので、記述の対策は必須となります。
算数:「比」の理解は重要です。「比」の本質や使い方等をしっかり身につけておきましょう。
社会:問題数が多いです。速く解く練習は必要でしょう。教科書の太字に関しては、必ず漢字で書けるようにしておきましょう。
理科:本質の理解が重要です。実験・観察は結果を意識するのではなく、どのようにしてその結果にたどり着くのかの過程を意識しましょう。
ただ、個々の状況によって対策が異なるのは言うまでもないことなので、個々の対策についてはご相談ください。
3.空欄をできる限り減らす
当たり前のことですが、意外と出来ていない子は多いです。
正しい答えでないと書かない子ですね。
東海中学校の入試で満点の解答を求めてはいけません。
学校は解答(結果)よりもどのように解いたのか(過程)が大切だと言っています。
たとえ答えが違ったとしても、過程を必ず書きましょう。
〇でなくても△で部分点の積み重ねが大事な入試形態なのです。
多くの合格者が部分点の積み重ねで合格していることを覚えておいてください。
基本的に学習の進め方は、
過去問を使うまでは各単元ごとの学習で学力を高め、
過去問を使いだしてからは過去問後の分析で学習の方針を決定する。
といった感じになると思います。
ただ東海中学校の場合は、普段の学習の姿勢の見直しが必要な場合があります。
お子さまは大丈夫ですか?
まずは、お子さまの学習姿勢を把握することから始めていきましょう。