合格への道第4弾。
滝中学校について綴っていきます。
「滝中学校に合格したい」と思ってる人は、是非この記事を参考にして今後の学習の指針にしてください。
滝中学校は毎年、東海地区受験日程の最終日です。
(例外で滝中学校より後に行われる入試もごくわずかにありますが、基本的に滝中学校までで受験を終了する方が大多数です。)
こちらを参考にしてください。
東海地区の入試は土日に行われるため、入試期間が全国的に見ても長く、約2週間ほどの入試期間となっています。
(海陽中等教育学校、星城中学校などを含めると、より長くなります。)
そのため、長い入試期間をどのように過ごすかが合格のカギとなってきますね。
それでは早速、滝中学校に合格するためのポイントをまとめてみます。
ポイントは3点
- 基礎学力を上げる
- 滝中学校の試験を知る
- 最後まで諦めない
です。
順番に話していきます。
1.基礎学力を上げる
滝中学校の入試は比較的問題が易しめです。
こちらを見てください。
一番下の合格者最低点を見ると、このことが分かりやすいです。
一般的に中学受験の入試の合格ラインは6割と言われることが多いのですが、滝中学校の場合は7割をとっても合格するか微妙なラインとなっています。
そのため、過去問をやり始めた時に、あきらかに7割から大きく遠ざかっている状態は避けたいです。
ですから、夏の段階までに全範囲の基礎的な部分をおさえることが最初の目標となります。
日々の学習の積み重ねが滝中学校合格には必須と言えるでしょう。
2.滝中学校の試験を知る
こちらを見てください。
この(5)入学試験を見ると試験科目の試験時間が記載されています。
注目すべきは、算数が一番最後の教科ということです。
なぜ?算数が一番最後になっているのか?
ここに学校のどんな意図があるのか?
これを知っておくことは大切なことです。
まず、算数という教科の特性について考えてみましょう。
- 出来不出来が分かれやすい
- 1問あたりにかかる時間が多い
- ミスがでやすい
まだまだありますが、重要項目を3点に絞るとこんなところでしょうか。
そして、算数は60分という時間設定になっていることもポイントです。
最後の最後まで、集中してがんばる受験生を学校が求めているという表れが、この科目順になっているのではないでしょうか。
3.最後まで諦めない
これは、精神的な話になってしまいますが、とても大切なことです。
上記のように滝中学校は、基本的に受験生の最後の試験になります。
東海地区は、長い受験期間で気を抜いてしまいがちですが、滝中学校の入試は「最後までやり抜く力」を見られますし、
何より、試験の最終科目の算数まで諦めてはいけません。
一番差の出る算数だからこそ最後の算数で合格が決まると言っても過言ではないくらい最後の算数が重要です。
この最後まで諦めない姿勢は、試験当日だけ発揮するようなことはありません。
普段の学習から意識し、身につけているべきものなのです。
それをきっと学校が望んでいるのでしょう。
基本的に学習の進め方は、
過去問を使うまでは各単元ごとの学習で学力を高め、
過去問を使いだしてからは過去問後の分析で学習の方針を決定する。
といった感じになると思います。
ただ滝中学校の場合は、普段の学習の姿勢を見られる入試と思っておいた方がいいでしょう。
当日の点数は、普段の学習姿勢から!
あなたのお子さまは、普段のテスト時や、宿題時など「ボー」としてしまうことありませんか?
心当たりがある人は、それを改善していかなければ合格を手にすることは難しくなります。
学習環境を変えることによって、お子さまの取り組みが変わることもあります。
どうすれば「集中して取り組めそうか」
このことについて、お子さまと話し合ってみることが一番初めにあなたがすべきことです。
それが、滝中学校合格で大事なことなのですから。
とても分かりやすくていい。とても参考になりました。今年の受験頑張ります。