合格への道第3弾。
南山中学校女子部について綴っていきます。
「南山女子に合格したい」と思ってる人は、是非この記事を参考にして今後の学習の指針にしてください。
南山女子は東海地区の受験で最難関と言われていますね。
なぜ最難関なのかは、こちらをご覧ください。
東海地区の男子校の最難関と言われている東海中学校の倍率は毎年2倍前後なのに対し、
南山女子は4倍前後と受験者の上位25%に入らないと合格できないというところが難関と言われている一番の理由でしょう。
受験者の上位25%に入るとなるとなかなか逆転合格は難しいですが、どうすれば合格に近づけるのかについてまとめます。
ポイントは3点
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基礎学力を上げる
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南山女子の試験を知る
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入試説明会に参加する
です。
順番に話していきます。
1.基礎学力を上げる
どこの学校でも当たり前なのですが、南山女子は特にこれが重要です。
「逆転合格が難しい」ということは「学力通りの結果」になりやすいということです。
受験までに、少しでも学力を上げておきたいというのが本音です。
さてあなたは、「学力を上げましょう」と言われたら何をしますか?
学力を上げるために、新しい問題集を購入する方がいますが、その必要はありません。
なぜなら、今まで行ったテキストやテストを完成させる方が、ずっと力がつくからです。
今まで行った教材を開いて見てください。
未だに解けない問題や、忘れてしまった内容があることに気づくはずです。
もし一つもなければ、断言します。
必ず合格します!
ただ、多かれ少なかれ必ずあるはずです。
それに取り組み、できるようにしていきましょう。
それが弱点補強になるのです。
南山女子を目指したその日から、学力を上げるための学習を日々取り入れていきましょう。
(どのように取り入れれば良いかは個々で違いますので相談してくださいね。)
2.南山女子の試験を知る
これを知っているか知らないかで合格可能性は大きく変わります。
もちろん、過去問を解き始めれば大体のことは分かりますが、
ただ過去問を解くだけでなく、出題形式や時間配分、平均点などなど・・・
を知り、それをどう今後の学習に取り入れていくかが重要なのです。
例えば、南山女子は4科目全て200点満点なので、4科目のバランスが重要な入試スタイルです。
この入試スタイルは、学校の考えている
「自らの課題をとらえ、克服していくことが学習において最も大切なこと」
を反映しているからなのでしょう。
ですから、得意科目を上げていくというよりは苦手科目(課題)の底上げ(克服)の方が有効な入試となっているわけですね。
とすると、苦手科目や苦手な単元を底上げするために、いつに何をどれくらい取り組めばいいか・・・
というように学習の指針ができるわけです。
学校に合わせた対策を満足にできたかどうかは、合格の要素として大切になります。
3.入試説明会に参加する
南山女子は愛知淑徳や金城のような問題ごとの正答率は公表していません。
ただ、春の入試説明会(5月頃)に参加すると、正答率が30%未満だった問題を教えてもらえます。(算数)
なぜ?30%未満を学校が発表しているのか?
それは、出来なくても合格ラインを越えてくるからです。(もちろん出来た方がいいのはそうですが)
上位25%に入るためには、正答率25%までできないといけないように思うかもしれませんが、
それはあくまで、上位が全部取りきっていたらの場合で、まず現実ではありえません。
上位の人たちでも数問の取りこぼしはあります。
そうすると、現実的に正答率30%以上の問題をしっかり解けるようにしておけば合格ラインを越えてくる
ということですね。
そのために正答率30%未満の問題を公表しているわけです。
合格するために、「どれくらいの問題レベルまで解けるようにしなければいけないのか」を知ることも合格のためには重要なことなのです。
(私は教室を空けるわけにはいかないので、学校説明会に参加できません。どなたか教えて頂けるとうれしいです。)
基本的に学習の進め方は、
過去問を使うまでは各単元ごとの学習で学力を高め、
過去問を使いだしてからは過去問後の分析で学習の方針を決定する。
といった感じになります。
特に、夏は十分な時間があります。
夏をどう過ごすかで基礎学力の伸びは大きく変わってきます。
南山女子に合格するのは簡単なことではありませんが、それでもがんばる決意をしたあなたを自学支援教室は全力で応援します!
何か相談や聞きたいことがあったら遠慮なく連絡してくださいね。