南山中学校男子部について綴っていきます。
「南山男子に合格したい」と思ってる人は、是非この記事を参考にして今後の学習の指針にしてください。
南山男子の入試問題の意図は、「入学したあとの伸びしろを見たい」というものです。
この意図と実際の入試問題から見られるポイントを記していきます。
ポイントは3点
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基礎基本を重点に学習をする
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繰り返し学習をする
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小学校の教科書の内容
です。
順番に話していきます。
1.基礎基本を重点に学習をする
南山男子の入試問題は、受験学習の基本となる部分からの出題が目立ちます。
もちろん、初見の内容も出題されていますが、その量は決して多くはありません。
これは学校の意図である「入学したあとの伸びしろを見る」ためであると考えられます。
基礎基本がしっかりしている子に入学してもらい、6年間で伸ばしていきたいということですね。
そのために、まずは基礎学力を上げていくことに重点をおきましょう。
塾での授業で、「これだけはおさえておきましょう」という内容が必ず毎回の授業であります。
毎週新しい内容を学習するので大変ですが、この部分は必ず理解し、できるようにしていきましょう。
2.繰り返し学習する
南山男子は繰り返し学習することを望んでいます。
過去問を見ても、過去に出題した内容と同じ内容を出題することもあります。
この繰り返しというのは、ただ同じ問題をひたすらに解けば良いというわけではありません。
取り組んだ問題の知識や考え方を身につけることが重要です。
ですから、できるようになるまで何度も何度もやる。
知識や解法を身体に染み込ませる。
というわけではなく、
「どうなっているのか」「どう考えれば良いのか」
頭を使った学習が必要です。
ただ覚えるのではなく、そこに理解があると忘れにくくもなります。
ですから、「できるようになるまで」ではなく「理解し、できるようになるまで」取り組むことを意識していきましょう。
3.小学校の教科書の内容
中学入試の問題は小学校の教科書の内容から出題されます。
ですが、たとえ小学校の教科書の内容を100%理解したとしても入試で満点を取ることは出来ません。
入試問題はあくまで教科書をベースに作成されているにすぎないのです。
その教科書にのっている内容をもとに、どれだけ自分で考えることができるかを入試では見られます。
いわゆる応用力というものです。
そのため、塾では学校で学ぶことにプラスし、その応用力の典型的な問題を扱います。
南山男子の場合、この典型的な問題も出題されますが、教科書に載っている知識も多く出題されます。
塾で学習する内容だけでなく、小学校の内容も重要ですので、学校の授業もしっかり取り組んでおきましょう。
基本的に学習の進め方は、
過去問を使うまでは各単元ごとの学習で学力を高め、
過去問を使いだしてからは過去問後の分析で学習の方針を決定する。
といった感じになります。
入試本番では、難しい問題では差がつきません。
学校や塾で学習した内容からの出題が多くを占めます。
普段の学習から、基礎基本を大切にし、それを繰り返しながら理解を深め、学校の内容も疎かにしないことが大切です。
上記の内容を参考にして、南山男子合格を目指しましょう。