教育、学習について

コーチングで自立を促す~心構え~

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子どもが自ら学習に取り組むようになったら・・・

 

あなたは、そう思っていませんか?

今回は、お子さまが「自分で学習に取り組めるようになる」お手伝いが出来ればと考え、コンテンツにしました。

2部構成となっていますが、最後までご覧いただければ、お子さまの行動を変える方策も見えてくるハズです。

 

まず、自分で学習に取り組めるようになるためには、子ども自身の自立が必要不可欠です。

その時に役立つのがコーチングというものです。

このコンテンツは、コーチングをもとにしてお伝えをしていきますね。

 

そもそも、コーチングとは

人の能力を開発する技法の一つで、質問を中心とした対話をすることで、相手の自己実現や目標達成を図る技術のこと。

相手の話をよく聴き、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法のことです。

 

簡単にまとめると、「お子さまと対話しながら、子どもの自立を促し、能力を高める対話術」というところでしょうか。

このコーチングを学ぶで、参考となる図書をご紹介しておきます。(親向けの図書です。)

 

子どもの心のコーチング 一人で考え、一人でできる子の育て方

PHP文庫 著者:菅原裕子

 

菅原裕子さんは、ハートフルコミュニケーションというNPO法人を設立した人であり、子どもの「生きる力」を育て、その力を発揮させるために、子どもに何を教える必要があるかや、子どもたちとどのように接すればよいかについて活動を行っている方です。

 

この著書は文庫で、約250ページと読みやすく、どのようにして子どもを「自立」の方向に導いていけば良いのかについて、提案形式で分かりやすくまとめています。

今日や明日にでも取り組めることも多いので、気になった方は読んでみてください。

 

ここからはコーチングに関して、ご紹介した「子どもの心のコーチング」に沿って記述していきます。

お子さまに対してのコーチングの目標は

お子さまの「自立」です。

この「自立」とは、できることは自分で行い、できない時は援助を求めることができる人の状態を指しています。

ですから、コーチングするうえでの心構えは

  1. 子どもができると思うこと
  2. 子どもがもっとよくなりたいと思っていることを知ること
  3. 子どもがやっていることを気長に待ち、必要な時は手を貸すことができる状態にしておくこと

これを念頭においておくことから始まります。

 

逆に、やってはいけないこととして

  1. 逐一指示や命令をする
  2. 子どもの欲求を察し、無条件で何でも与える
  3. 親の理想に子どもがなることを期待する
  4. 子どもの問題をすべて親が解決する

これらは「自立」とは逆の「依存」に向かわせてしまいます。

それぞれ具体的な内容は以下のことです。

 

1.逐一指示や命令をする

「勉強しなさい」「早く支度しなさい」などの命令語や「それに触らないで」などの禁止語は控えましょう。

命令語は子どもの指示待ち(指示への依存)を高め、指示がないと行動しなかったり、ひどくなると、行動自体しなくなります。

また、禁止語は子どもに否定的なセルフイメージ(子どもが自分自身に持つイメージ)を育てる原因となります。それによって、「どうせ自分は~」というような自己否定感情を持ちやすくなります

 

2.子どもの欲求を察し、無条件で何でも与える

子どもが欲しそうなおもちゃやお菓子を買い与えたり、困っていそうな問題の解法を教えたりすることです。

これらを行い続けることにより、子どもの「自分の意見や考えを相手に伝える」という能力が育たなくなります。

それどころか、親がなんでもやってくれるという認識になり、自立どころか、親への依存から抜け出すことが難しくなります

 

3.親の理想に子どもがなることを期待する

「将来は〇〇で働いてほしい」や「〇〇中学校に入学してほしい」などと考えることです。

これは、お子さまにレールを敷いてしまうことにより、自分で将来を考えることが無くなるだけでなく、自分の気持ちにふたをして、親に気に入られようとするために自分自身を失ったり、反発することに繋がります。

 

4.子どもの問題をすべて親が解決する

「子ども成績が上がらない原因を親が解決しようとする」「子どもが朝起きてこないので起こしに行く」など、本来お子さまが解決すべき問題を代わりに解決してしまうことです。

これをすることによって、親への依存が高まるだけでなく、子ども自身が失敗を経験し、そこから「行動を変える→結果が変わる」という体験が失われてしまいます。

この「行動を変える→結果が変わる」ことを子どもたちは体験し、どのように行動を変えると望む結果が得られるかについて考えます。

これが、普段の生活から考える習慣が身に付き、問題解決能力の向上へとつながっていくのです。

 

あなたは思い当たることがありませんでしたか?

特に、朝なかなか起きてこない子どもを起こしに行くというご家庭は多いです。

「子どもの心のコーチング」には、朝子どもを起こさないの始め方についても細かく書いてあります。

 

簡単に要点をまとめておきます。

  1. 子どもと話をし、自分で起きることを納得してもらう
  2. 一人で起きれるようになるために、どのようなサポートが必要かを話し合う
  3. 起きてこなくても我慢して起こさない
  4. 初日に一人で起きてこられたら、喜んでいることを伝えながら子どもを認めてあげる

これを意識しながら、取り組んでみましょう。

「朝一人で起きること」は自立への第一歩と言っても過言ではありません。

お子さまが自立して立派な一人の人となるように、我々大人がしっかりサポートしていきましょう。

 

 

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