こんにちは、自学支援教室のくどうです。
みなさんは、松下村塾を知っていますか?
吉田松陰がやっていたと言われている塾ですね。
松下村塾が現代でも語り継がれているのは、伊藤博文(初代内閣総理大臣)をはじめとする多くの偉人が松下村塾で学んでいたという歴史があるからです。
松下村塾は授業の時間も決まっていなければ、個々で取り組んでいる内容も違う。
また、通うのは本人次第で、毎日通っている生徒もいれば、時々顔を出すような生徒もいたといいます。
ですから、学ぶことを強制しない環境であり、また個々で対応できる自由さもあったようです。
松下村塾が多くの偉人を輩出してきたポイントを私なりにまとめてみると
- 何のために学ぶのかを意識させる
- 長所を松陰が発見し、それを本人に自覚させる
- 資質を褒め、励ます
- 学んで感じたことを生徒自身が記しておく
この4点を松陰が考え、行っていたようです。
ただ、学問を教えるだけでなく、意識づけや生徒一人一人を観察すること、生徒との対話に重きをおいていたことが分かりますね。
自学支援教室は、子どもたちの家庭での課題(宿題、家庭学習と言われているもの)にフォーカスしている教室なので、学習塾や個別指導などとは少し異なります。
そして、自学支援教室を開校するにあたって、一番のモデルとしたのが、松下村塾です。
学びは強制的に行っても効果は半減します。
ですから、自由に学べるように授業はしないですし、通う日・時間も決めていません。
そして、松陰が取り組んだ上記の4点を意識しています。
問題の解き方を教えること以上に大切なことがある。
子ども一人一人と対話し、学習に対する意識づけであったり、長所を自覚させたり、または励ましながら次の学習につなげていけるような場所
それを目標にしています。
当教室から多くの偉人を輩出しようとまでは思っていませんが、当教室に通って今後の学習の指針となるものを作り、それぞれ各方面で活躍して欲しいと思っています。
そのためには、受験を目標に学習するのではなく、受験後も学び続けることが大切ですし、より良い学びをして欲しい
自学支援教室は、そんな学び方について考えることが出来る環境を作っていきたいと思っています。
私が知る限りでは初?の試みなので正直上手くいくか不安な部分もあります。
でも、これらを必要としている人がいるなら全力でサポートしていきたいと考えていますので、お話だけでも大歓迎ですよ!
また来週もよろしくお願いします。