こんにちは、自学支援教室のくどうです。
もうすぐ春期講習ですね。
講習中は毎日塾に通い、たくさんの授業を受けることになりますよね。
ですが、たくさんの授業を受けるため、1回1回の授業が軽視されやすくなります。
どの授業も大切な授業のはずですので、春期講習前に目標を立て、授業を有意義なものにしてください。
さて、みなさんは須藤弥勒(すどうみろく)さんを知っていますか?
彼女は、IMGA世界ジュニアゴルフ選手権の「6歳以下の部女子」で5歳の頃に史上最年少で優勝するなど、天才少女ゴルファーとして世間の注目を集めているらしいです。
たまたまテレビに出演していたのですが、そこで日々の練習などの話をしていました。
練習内容はお父さんが考えているのだそうですが、お父さんは特別ゴルフに精通した人ではないようです。(一応、プロのコーチも雇っているようですが)
私はゴルフに関して素人で詳しくないのですが、とても興味深い内容でしたのでご紹介します。
練習内容は、「バランスボールに両足を乗せながらのスイング練習」、「目隠しをしてパッティング練習」、「ホースで雨の日を想定した練習」など独創的なものが紹介されていました。
そして、その練習を彼女は一度もつらいと思ったことがなく、毎日7時間は練習をするのだそうです。
そのテレビを見ていて思ったことは
彼女は練習をとても楽しんでやっている
これが成果を出すために最も大切なことだと改めて思いました。
もちろん、練習内容も大切なのでしょうが、どんな練習であれ本人が楽しいと思って取り組めば長時間でも苦痛ではなくなりますし、積極的に練習に取り組めるようになります。
成功者は努力をしている
そのように言う人もいます。
もちろん努力は大切ですが、それよりも本人が努力と感じていない(世間的に見れば努力しているような内容でも)ことが一番成果を出す最良のことなのではないでしょうか。
学習も同じです。
辛くて苦しいけど、志望校や将来の夢のためにがんばるよりも
純粋に学習内容を楽しむ
それが最も効果のある学習なのです。
そして、須藤弥勒さんのお父さん同様、保護者の方が子ども以上に中学受験の学習をできるようにする必要はないのです。
また、奇想天外な学習法を編み出す必要はありません。
子どもが楽しんで学習できる環境を作る
これだけなんです。
これが親や指導者の一番大切なサポートだと思うんです。
子どもたちが楽しんで学習できる環境を作っていきたいですね。
来週もよろしくお願いします。