こんにちは、自学支援教室のくどうです。
先日、南山女子の入試説明会がありました。
その説明会で、南山女子の先生が大切だと話していたことを、教科ごとにまとめておきます。
国語
- 記述は、大人(保護者や塾の先生)が見る必要がある
- 漢字は、漢字と意味をつなげることによって語彙力アップ
- 国語は一つ一つの問題を理解すること
記述のみならず、国語が苦手なお子さまの場合は、大人が見てあげる必要があると私は感じています。
国語は分かった気になりやすく、なんとなくで学習している子が多い教科です。
読解問題の答えには、必ず正解となる理由があります。
それを子どもが理解しているかを見てあげましょう。
算数
- 正確に計算する力
- 文章を理解する力
- 手を動かし、考えながら解く力
この3つは、どれも大切なことだと思います。
特に、正確に計算する力は、南山女子合格には必須と言える力です。
正確に計算する力は、計算の工夫やミスの分析、数の感覚を磨くことなどによって高まります。
普段の計算練習をなんとなく行うのではなく、目的を持って行うことが大切だと思います。
理科
- 文章やグラフを読み取る力
- 用語は覚えるだけでなく、説明できるレベルに
- 表やグラフを書き写す練習をしておくと良い
文章やグラフを読み取る力は、理科に限ったことではありません。
どの教科でも大切な力ですね。
ただ、理科は特にこの力に意識をおいて入試問題が作られています。
説明会では、大問3の発芽条件について話していました。
実験を通してわかることを問う問題です。
発芽に必要な条件は知識として受験生は持っていますが、それを答えるのではなく、実験から分かることを答える必要がある問題です。
その実験から「何が分かるか」を読み取る力を見ているわけですね。
社会
- 因果関係や時代背景を意識した学習
- 時事は、なぜそれが話題になっているかをつかむ
- 家庭で社会に関する会話が大切
社会は、私たちの身の周りに直結している教科です。
ですから、家庭での会話のネタにもしやすい教科ですね。
社会の授業をすると、その日に学習する内容を知っている子がいます。
それは、家庭で社会の話題が多く出る家庭なのではないかと思います。
夕食時など、意図的に社会に関する話をしてみると良いかもしれませんね。
それぞれの内容については、南山女子だけでなく他の中学校を受験する場合においても大切なことばかりです。
南山女子が特別なわけではありません。
語彙力を高めたり、正確さを高めたり、学習をする際に大切なことはそこまで変わらないのです。
上記のことを参考にして、より良い学習をしていきましょうね。