いつもご閲覧いただきありがとうございます。
2月になり、中学受験界では新年度となりましたね。
新年度ということもあり、今年度からブログを書いていこうと思います。
このブログのカテゴリーでは、今まで自学支援教室として発信してきた情報ではなく
私、「くどう」の考えや思いなどを綴っていこうと思います。
週1ペースで配信予定なので、興味のある方は是非ご覧ください。
今回は、「勉強法」について綴っていこうと思います。
まず、「勉強」と「学習」の意味について調べてみると
勉強:学問などを学ぶこと。ある目的のための修業や経験をすること。物事にはげむこと。
学習:まなびおさめること。勉強すること。目標に向かって努力を伴って展開される意識的行動。
大辞林より
勉強と学習は、ほぼ同じ意味と捉えてよさそうです。
私は、「勉強」という言葉があまり好きではありません。
「勉めることを強いる」ように感じるからです。
ですから、極力「学習」という言葉を使っています。
さて、私は学習コンサルタントとして活動をしています。
ですので、学習に関する情報はよく調べるのですが、ネット上では、「正しい勉強法」や「成績の上がる勉強法」などの記事をよく目にします。
個人的な意見ですが、
「正しい勉強法」や「成績の上がる勉強法」などは存在しません。
もしあったとするならば、みんながその勉強法を行い、この世の中は天才秀才であふれているでしょう。
教育に答えなど存在しません。
「あの子はこのやり方で上手くいったから、このやり方で勉強をすれば大丈夫。」ということはないのです。
なぜなら、あの子とその子は別の存在であり、性格が違えば、理解力も違う。
また、それまでの学習に対する意識であったり、知識量など、何もかも違うからです。
もちろん、「間違った学習法」は存在します。
例えば、
「丸つけをしない」「丸付けしただけ」「正しい答えを赤ペンで書くだけ」
これらは、教育者であれば必ず全員が間違った学習法だという認識を持っているでしょう。
でも、「こうすれば成績が必ず上がる」というような万人に共通の勉強法などはありません。
だから、知ってほしいのです。
子どもの学習の様子を。
子どもの学力や成績をあげたいのであれば
まずは、知ることが第一歩なのです。
そこから、子どもの性格や理解力など子ども自身を客観的に捉えて、その子に合う学習法を見つけてあげて欲しいのです。
ベストな学習法は一人一人違うはずだと思いませんか?
「自分に合った学習法」を一人でも多くの子どもたちに気づいてもらいたい。
それが、私の思いです。
また、来週のブログもよろしくお願いします。